Project Story #02

内外トランスラインの
海外研修制度

海を渡った
若手社員たち
カルチャーショック&
成長の実感を聞く

Introduction

内外トランスラインには、海外の現地法人で1年間勤務しながらスキルを高められる「海外研修制度」があります。
本記事では、その制度を利用した若手社員3名が、海外での経験を振り返ります。研修先はシンガポール・タイ・インドネシア。
3人の仕事と、内外トランスラインに入社した理由は。そしてなぜ、海外へ渡ろうと思ったのか? 現地で触れた海の向こうの文化と、改めて感じた日本とのギャップとは。
世界に展開するグループの仕事の幅広さも知ることができるクロストークです。

Member

メンバー

主任 研修先 インドネシア

藤木 方人

2019年入社

係長 研修先 シンガポール

小野寺 留衣

2014年新卒入社

主任 研修先 タイ

丹羽 右京

2020年新卒入社

Topic 01

コンテナ船で世界中に荷物を届ける 
『フォワーダー』の仕事とは? 

小野寺 留衣

私たちは2024年6月から2025年5月まで海外研修を利用しましたね。帰国後は内外トランスラインのグループ会社であるフライングフィッシュへ出向して、特に海上コンテナ輸送をメインに従事しています。

藤木 方人

内外トランスラインでは複数の荷主の荷物を一つのコンテナにまとめる「LCL(小口混載輸送)」に強みを持っていますが、出向先のフライングフィッシュはコンテナ1本を丸ごと貸し切って運ぶ「FCL(フルコンテナ輸送)」の集荷活動がメイン。私たちが所属する営業チームはそうした輸出入FCLの拡販を担っています。

丹羽 右京

内外トランスラインとフライングフィッシュでは、商材やエリアの違いを感じることはありますか?

藤木 方人

内外トランスラインではアジア近海に強いですが、フライングフィッシュはヨーロッパからの輸入や北米への輸出など、欧米の航路を得意としています。取り扱いとしては食品がメインですが、コンテナで送れるものであれば、幅広く集荷営業しています。

小野寺 留衣

海外代理店との関係性の強さも感じます。イタリア、フランス、アメリカをはじめ、代理店担当者と直接コミュニケーションを取る機会が多く、彼らが来日した際には、お客様のもとへ一緒に訪問することもあります。

丹羽 右京

確かに。現地のネットワークを活かして商流そのものに深く関わっている感覚がありますね。

Topic 02

それぞれの就活時代は? 
内外トランスラインを志望した理由は?

藤木 方人

海外研修の話をする前に、私たちがこの業界を選んだ理由を話しませんか? 小野寺さんは2014年入社で、キャリアも一番長いですよね。

小野寺 留衣

私は外語大学出身で、英語や国際関係の知識を活かせる仕事を探していました。その就職活動中に求人サイトで内外トランスラインを見つけたんですよ。お客様と船会社の間に立って海上輸送をコーディネートする「フォワーダー」という仕事があることも、その時に初めて知りました。丹羽さんはどうですか?

丹羽 右京

私は2020年入社ですが、志望動機は小野寺さんとよく似ています。学生時代に海外留学をしたことがきっかけで英語を使う仕事に興味を持ち、内外トランスラインを知りました。決め手は、LCLで業界シェア1位という盤石なビジネス基盤があることでした。せっかく入社するなら、一番の会社がいいなと。

藤木 方人

私も英語を活かしたいという軸があり、2019年に入社しました。私は福岡、小野寺さんは東京、丹羽さんは名古屋とスタート地点はバラバラですが、みんな根っこには「世界と繋がりたい」という思いがあったわけですね。将来は海外で働きたいと考えていたので、海外研修制度はぴったりの機会だと思って応募しました。

Topic 03

シンガポール・タイ・インドネシアへ 
海外研修制度に応募した理由は?

小野寺 留衣

私たちは2024年から始まった海外研修制度の第1期生。社内で募集が開始された時は「これだ!」と思いました。当時は入社してある程度年数も経っていたので、「今行かないときっと後悔する」と思って手を挙げました。研修先の国は、3人とも異なりますね。私の研修先はシンガポールの現地法人です。丹羽さんが選んだ国は?

丹羽 右京

私が行ったのはタイです。実は観光でも行ったことがなかった未知の国で、興味は完全にビジネス関連でした。タイは自動車産業や食品の輸出入が非常に盛んで、そこで現地の物流事情に触れることは帰国後の仕事に必ず活きると思ったからです。藤木さんはインドネシアですよね?

藤木 方人

はい。5年間福岡で営業として働く中で、少し環境を変え、別の角度から仕事に向き合いたいと思っていたタイミングで海外研修制度に応募しました。実は最初の希望にインドネシアは入っていませんでした。当時は、物流拠点としてジャカルタの存在を知っている程度で、国について深く理解していたわけではありませんでしたが……現地での経験は本当に勉強になりました。知識がなかった分、学びの量も多かったと感じています。

小野寺 留衣

私自身も、現場を見たいという思いが強かったですね。日々扱っている荷物が、海の向こうで誰にどう届いているのか、それを知りたいと思うことは自然じゃないでしょうか。それを知ってもっと仕事に血を通わせたいというか、地に足がつく感覚が欲しかったんです。

丹羽 右京

わかります。日本にいながらメールで問い合わせるのと、現地で物流のリアルを肌で感じるのとでは、手ごたえが全く違いますから。

Topic 04

現地で直面した常識はずれの困難…… 
そして自力で掴みとった成果

小野寺 留衣

実際に現地で1年間働いてみて、どうでしたか? 

藤木 方人

カルチャーショックの連続でした! インドネシアでは、日本では当たり前に整っている部署間の細分化が甘い環境で、何から何まで自分で解決しなければなりませんでした。そこで入社2年目に取得した「通関士」の資格が役立ちました。この資格で貿易に関する法律や税関手続を勉強していたおかげで、なんとか現地で解決策を導き出せました。小野寺さんが印象に残っていることは?

小野寺 留衣

シンガポールのナショナルスタッフと一緒に新規営業に取り組めたことですね。
ホームページ経由のお問い合わせをきっかけに、当社の資料をお送りし、その後お電話でやり取りを重ねて、新しいお取引を成立させることができました。そのお客様は、水草水槽向けの製品を扱う会社で、クレインボールという水槽の底床として使われる商品の輸送手配を行いました。「フレコンバッグ」という1t近く入る大きな袋に詰めて、コンテナ1本分を丸ごと日本からシンガポールへ輸入しました。

丹羽 右京

それは凄いですね! 私が印象的だったのは、帰国直前の2025年5月に対応した、タイでの輸入案件のスピード対応です。マレーシアから紙パンツの素材を輸入する商談でしたが、お客様の役員の方が工場視察に来られるまでの数週間でタイに輸入してほしいという要望でした。

小野寺 留衣

それは急ぎですね。でも、タイからマレーシアまでの距離は近いのでは?

丹羽 右京

そうなんですが、実は独特の壁があって……。5月のタイは「ドリアン」の輸出シーズンで、港も税関もとんでもなく混雑するんです。シーズン物の輸出がここまで物流に影響するなんて、日本にいたら分かりませんでした。結局、税関まで直接出向いて直談判して、なんとか納期に間に合わせました。お客様との距離がぐっと縮まり、感謝された時は本当に嬉しかったですね。

小野寺 留衣

文化でも経済でも、日本の常識が通じない外国で自分の能力が直接役に立った経験は、海外研修だからこそ得られた大きな自信ですよね。

Topic 05

帰国して実感した『日本らしさ』 
再発見したフォワーダーの仕事の面白さ

小野寺 留衣

帰国して業務に戻ると、海外の視点から見た日本の働き方の独自性を改めて感じました。日本では何事も慎重に確認を重ねますが、海外、特にシンガポールのような場所では、確認している間に他社に案件が流れてしまうこともあります。そのスピード感の違いを意識した交渉ができるようになったのは、自分にとって大きな成長です。

丹羽 右京

タイはむしろ逆です。「マイペンライ(大丈夫、どうにかなるよ)」という精神が根付いていましたね。ちょっと大らかすぎるんじゃないかな……? と思ってしまうくらいですが、現地では不思議なことに仕事が回っている。その大らかさは、今の日本にとっても参考になる部分かもしれませんね。

藤木 方人

私もインドネシアから帰ってきて、日本人が働きすぎに見える時があります。インドネシアでは最初から完璧にやろうとしないで、基本的に仕事は7〜8割できていればOKという感覚。残り2割のクオリティの部分が必要な時には、みんなが助け合って動いている。そこで培った課題解決マインドは、帰国後も一緒に働くメンバーや海外代理店とのやり取りに活きています。

丹羽 右京

そうですよね。日本と海外を単純に比較して良い悪いを決めるのではなく、それぞれの国や地域に、その土地ならではの暮らしやルールがあるのだと実感しました。「郷に入っては郷に従え」という柔軟さを学んだことで、未然にトラブルを防ぐための聞き方や伝え方が変わりました。

小野寺 留衣

1年間の海外勤務を通して、日本でのデスクワークだけでは実感しにくかった、「現場でものが動いていく様子」を間近で感じることができました。荷物の届く先でどんな人たちが暮らしているのかを知り、自分の仕事が誰かの生活につながっていると実感できたのは大きな経験です。
この海外研修での経験があったからこそ、一つひとつの業務により責任感を持って向き合えるようになり、フォワーディングの仕事が以前よりも一層おもしろいと感じられるようになりました。

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Project Stories#01

世界を繋ぐ
「フォワーディング物流」のリアル

シンガポール最大級 
日本食フェスティバルの舞台裏

Project Story#02

Project Story#02

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